GRU CERAMIC

(クルセラミック)

陶芸家 서 정선(ソ・ジョンソン)氏

【略歴】

ソ・ジョンソン作家は、利川(イチョン)市と並んで陶芸の盛んな驪州(ヨジュ)市のご出身です。陶芸の名匠として知られ、無形文化財にも登録されている陶芸家서 쌍수(ソ・サンス)氏の息子さんです。

2004年に檀国(タングク)大学陶芸学科を卒業後、「クルセラミック」を設立されました。

個展やグループ展への出展・入賞の実績もおありですが、韓国ではクルセラミックの商品はその驚くような軽さと使いやすさで非常に人気があり、現在は制作に集中されています。

【作風】

ソ・ジョンソン作家の作品は、お父様の伝統的な作風とは全く異なり、北欧のうつわにインスピレーションを得た色合いやフォルムを韓国の食文化に融合させた、実用的なうつわです。

しかしながら、ソ・ジョンソン作家の作品の最大の魅力は、何といってもその驚くべき軽さにあります。陶磁器であることを忘れてしまうほどの軽さで、つい毎日手が伸びてしまうほど使いやすいのです。

その軽さの秘密は、製作工程にあります。

一般的には、成型後に一度だけ削って仕上げるのですが、ソ・ジョンソン作家は、二度にわたって削ることで、できる限り薄く仕上げているそうです。

また、陶磁器は焼成するときに収縮するため、その過程でゆがみや変形が生じます。これを防ぐために、底の部分を厚くすることが多いのですが、それが重さの原因にもなります。ソ・ジョンソン作家は、底の部分もできる限り薄く削ることで、比類のない軽さを実現したそうです。

もっとも、欠けやすい部分は頑丈にしており、耐久性は一般の陶磁器と全く変わりません。

軽さだけでなく、ソ・ジョンソン作家の作品は、縁の立ち上がりの部分がわずかに内側に入り込むような形状のボウルや、韓国らしい高台つきの小皿、自然の石をかたどったような輪郭のプレートなど、韓国らしいエッジの効いたデザインも人気の理由です。

【人物】

実は、ソ・ジョンソン作家にはまだお会いしたことがありません。

利川(イチョン)市のYe’s Parkにあるショップはいつもたくさんのお客様で賑わっており、ショップを仕切っている妻のチェ・ジョンミさんも次々にお客様から声をかけられて飛び回り、とても忙しい毎日を送られています。

そんな忙しい中でも、チェ・ジョンミさんがソ・ジョンソン作家について語る様子からは、夫への深い尊敬と愛情が感じられます。

ソ・ジョンソン作家が、軽さを追求しようと思ったきっかけとなったのは、お母様のひとことだったそうです。

ソ・ジョンソン作家が作った陶器のうつわを使ってもらおうとお母様に渡してみたところ、手に取ったお母様は「重いと手首が痛くてね。洗うのも大変だし…もう少し軽いといいんだけどね」とおっしゃったそうです。これを聞いたソ・ジョンソン作家ははっとして、使う人が快適であることが何より大切だと気付き、軽い陶磁器を求めて試行錯誤を重ねたとのことでした。

このエピソードや、カカオトークのプロフィール欄に掲載されている多数の家族写真からは、ソ・ジョンソン作家が家族をとても大切にしていることが伝わってきます。

【GRU ceramic(クルセラミック】

GRUは、「軽やかさの美学」を究めた陶磁器ブランドです。

重厚感を抑え、実際に「軽量である」というだけでなく、柔らかく繊細な風合いを出すことで、手に持ったときの心地よさや、心のゆとりまでをお届けします。

カラーはすっきりしたホワイト、ブラックのほか、グレーがあります。GRUのグレーは他の陶磁器ブランドにない柔和なカラーで、水色がかった濃淡のある不思議な色合いです。ところどころに淡い黄みを帯びた部分があり、それが手づくりのあたたかみと芸術性をより感じさせます。

気軽に使えて、長く使えるデザインのGRUのうつわは、日常に軽やかさをもたらします。

韓国では、新生活に向けてすべての食器をGRUで揃える人も多く、リピーターも多いそうです。

一度使うととりこになるGRU。日本のみなさまにも、ぜひ一度、その魅力を実感していただきたいうつわです。

この作家さんの作品を日本で購入できるのはクルムだけです