GALLERY MIEUM

(ギャラリーミウム)

【陶芸家 조 미현(チョ・ミヒョン)氏】

【略歴】

チョ・ミヒョン作家は、聖心堂という有名なベーカリー&パティスリーのある大田市のご出身です。
2003年に大田市の名門大学である忠南(チュンナム)大学の産業美術学科を、2006年にソウル特別市の弘大(ホンデ)と呼ばれる弘益(ホンイク)大学産業美術大学院(陶芸学科)を卒業され、在学中から現在に至るまで、毎年数多くの展示会に参加し入賞されています。

【作風】

チョ・ミヒョン作家の代表作は、3PLSマグです。
PLSとは、Point、Line、Surfaceを意味しており、純粋な造形要素である「点・線・面」を用いてカップのフォルムと表面装飾を構成することで、機能性と造形美の両立を指向した作品です。
特に、ハンドル部分が虹のように弧を描き、カップの側面に向かうのではなく、底面と同じ地平に吸い込まれるようにぴたりと着地するフォルムが芸術的です。実際に使ってみると、この持ち手のフォルムの使いやすさに驚くでしょう。指をひっかけて持つのではなく、手で握れるので、300mlの大きなマグでも安定感抜群なのです。ちなみに、ハンドル部分のドットは、チョ・ミヒョン作家が一つひとつ手作業で彫刻されているそうです。手に持ったときのこのドットの感触が、絶妙なグリップ感を生み出しています。

3PLSマグの特徴は、その独特のフォルムだけでなく、陶磁器とは思えない色彩の美しさにもあります。
「スリップキャスティング」という技法を用いて、理想的な色が得られるまで何度も何度も試作を重ねておられるそうです。クルムがお取引をお願いしたのは、ちょうど、それまで使用していた白磁土が入手できなくなり、新しい土で同じ色合いを出すためにまた試作を重ねておられたときでしたので、最初は4色のみ輸入させていただきました。今後、取扱いカラー数を増やしていく予定です。

【人物】

チョ・ミヒョン作家は常に穏やかな声でにこやかにお話しされるのですが、話の内容は理知的で、緻密な計画に基づいて効率的に、かつ丁寧に作陶をされるタイプのスマートな女性です。
美しい色彩と、機能的かつ細部まで正確なフォルムは、まさに、チョ・ミヒョン作家の繊細な技術と幾何学的な感性ならではの作品です。

「日常にアートを」というクルムのコンセプトにぴったりの3PLSマグ。
アートなカフェタイムにぜひどうぞ。
まっすぐな芯と、自由な感性をもつ方へのプレゼントにもおすすめです。

【Gallery Mieum(ギャラリーミウム)】
実は、キャラリーミウムは、チョ・ミヒョン作家と、その夫であるキム・イルワン作家ご夫妻のブランドです。
おふたりは弘益大学の先輩・後輩として出会い、結婚されたそうですが、造形要素で作品を構成するチョ・ミヒョン作家と、直線的な美学を追求するキム・イルワン作家、ふたりの個性と性格に共通する要素として、「ミウム」(ハングルで四角形の「ㅁ」と書きます)と名付けたそうです。
利川(イチョン)市のYe’s Parkにあるギャラリーショップの建物も、四角形でデザインされています。
二人の作品が多数展示されたショップは、まるで現代美術館のようで、飽きることがありません。クルムのお気に入りの場所です。

【主な展示歴・収蔵(ごく一部)】

  • 火器展」/ソウル 点ギャラリー 企画展(2003年)
  • 「第1回 韓日現代陶芸 新世代の共感展」/日本 愛知芸術大学 特別展示室(2004年)
  • 「世界陶磁記念品展」/京畿道・驪州 生活陶磁館 1階展示室(2005年)
  • 「第25回 ソウル現代陶芸公募展」/入選(ソウル新聞社、2005年)
  • 「第4回 韓香林テーブルウェア公募展」/アイスマグ部門 受賞(坡州、2007年)
  • 「森のささやき」4人展/日本 東京 ギャラリー京 企画展(2007年)
  • 「第27回 ソウル現代陶芸公募展」/入選(ソウル新聞社、2008年)
  • 「2009 光州デザインビエンナーレ – 光州展 Culturenomics」/光州デザインセンター(2009年)
  • 「Ceramic on the wall – 韓国陶磁デザイン協会展」/斗山アートスクエア(2009年)
  • 「Noodle+Ceramic+Design」(韓中日 麺器交流展)/YIDOギャラリー(2010年)
  • 「2010 ソウルデザインフェスティバル/韓中日展」/蚕室運動場内 文化イベント館(2010年)
  • 「東アジア(韓中日)現代陶芸作家交流展」/日本 山口県立 萩美術館 陶芸館(2010年)
  • 「忠南大学 教授作品展」(2013?2015)/忠南大学 白馬アートホール(2013年)
  • 「2014 Simple Cup Show, 8th Annual」/米国 KOBO Gallery(2014年)
  • 「動きをつくる方法:動きをつくる物」/ウラン文化財団 プロジェクトボックス視野/ソウル 梨泰院(2017年)
  • 「IN & OUT 展」/ギャラリーミウム/利川(2018年)「メゾン・オブジェ」/パリ/フランス(2019年)
  • 「工芸トレンドフェア」/ソウル COEX(2021~2025年)
  • 「3PLS(Point+Line+Surface)Jo Mihyun Solo Exhibition」/大田 JISOギャラリー(2024年)

作品収蔵

  • 京畿道 驪州生活陶磁館:Desk service
  • 全羅南道 光州市庁:Tea set(テーブルウェア)
  • オーシャンスイーツ済州ホテル:3PLS object

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